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【入社エントリ】“旅行”に興味がなかった私がなぜ令和トラベルを選んだか
はじめに
はじめまして。令和トラベルで海外旅行サービス『NEWT(ニュート)』のQAエンジニアをしている青海貴大(ao)です!
入社してから早いもので5ヶ月が過ぎようとしています。この記事のタイトルにあるとおり、私はもともと旅行ドメインに強い関心を持っていませんでした。そんな私が令和トラベルに入社した経緯と実際に入社してどうだったかをお伝えできればと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!
自己紹介
まずは、簡単に私の自己紹介をさせてください。
【略歴】
- 1社目:コンサル会社
- 2社目:バルテス(QAエンジニア、プロジェクトマネージャー)
- 3社目:atama plus (QAエンジニア)
- 4社目:令和トラベル (QAエンジニア)
大学を卒業してビジネスの世界に身を投じて早8年、上場企業からスタートアップまで、様々な企業で働いてきました。
QAエンジニアのキャリアは2社目のバルテスでスタートしました。当時、ECサイト、倉庫、配送管理システムなどの業務系システムのテスト設計・実施をしていました。2年目には、最大50名規模のプロジェクトをリードするプロジェクトマネージャーとして、メンバーマネジメントや顧客との交渉などの役割を経験させていただきました。
様々なプロダクトに関わり多くのお客さまと出会うなかで、ビジネスの世界の広がりを感じましたが、同時に「プロダクト創りにより深く関わりたい」という思いが強まりました。
そんななかで、マネジメント業務よりもプロダクト創りに関わりたく、EdTechスタートアップであるatama plusの門を叩きました。 第三者検証の立場から、事業会社のQAエンジニアとして新たなスタートを切り、デザイナーやエンジニアとスクラムチームを組み、プロダクトの仕様をゼロから一緒に考えたり、PlaywrightでのE2Eテストの実装、不具合分析など、多岐にわたる業務に携わりました。
テストの設計・実施以外でプロダクトの品質を向上させる経験ができたことは自分の大きな糧となりました。
令和トラベルとの出会いと入社の決め手
令和トラベルとの出会い
前職では、素敵な仲間に恵まれ貴重な経験もできていたのですが、よりカオスで"0→1"の挑戦ができる環境にトライしたく、退職を決意しました。
退職を決めたタイミングに弊社のQAエンジニア兼EMのmiisan(@mii________san)から、絶妙なタイミングで連絡をもらいました。
流れを簡単に書くと、こんな感じです。
- 知りあったきっかけは、前職で不具合分析が必要となり、令和トラベルのやり方を参考にしたくmiisanにアドバイスを求めていた。
- その4ヶ月後くらいにmiisanから最近どうですか?という連絡がくる。
- 当時、転職は考えていましたが旅行への興味が薄く「順調です!現職で引き続き頑張ります」という回答をする。
- その後に令和トラベルってどんな会社なのか調べる。
- 「あれ?ここ自分が挑戦したいことできんじゃね?」となり、興味がめちゃめちゃ出る。
- 2週間後、miisanにカジュアル面談を申し込む。
という流れでした。
ざっくりまとめると退職を決めたタイミングに偶然連絡をもらい、それを断ったものの、数週間後には「やっぱ気になります。カジュアル面談からさせてください!」という失礼なムーブをしたわけです(笑)。
なぜ入社を決めたか
さて、ここまでの話だと「なぜ旅行に興味がなかった人が旅行会社に入社を決めたのか?」の話がなくタイトル詐欺になってしまうので、入社を決めた理由を説明します。
もともと旅行自体はそれほど好きでも嫌いでもありませんでした。
旅行は国内だと毎年1回程度行きますが、海外旅行はあまり経験がなく、大学時代のフィールドワークや社員旅行、海外出張を除けば、中国とハワイの2回だけです。そんなあまり海外旅行に行かない私が令和トラベルに興味を持った理由は、主に3つです。
旅行は人生の転換点になりうる
私が会社を選ぶ基準は、その会社が私の人生のテーマである『人生の転換点』を提供できるサービスかどうかです。以前、教育業界を選んだのも、まさにその理由からでした。
旅行が人々の人生において『転換点』となりうると感じたのは、前職での経験がきっかけです。夏休みに海外旅行を経験してから「将来は海外で働きたい」と目標を掲げ、勉強を頑張るようになった生徒がいました。
その生徒を見て「旅行って、人生を変えるきっかけになるんだ」と実感しました。
そこで、より多くの人々に最高の旅行体験を提供できれば、彼らの人生に新たな転換点を生み出すきっかけになるのではと考え、旅行業界に興味を持つようになりました。
"0→1"の挑戦ができる環境
弊社のミッションは、「あたらしい旅行を、デザインする。」です。
あたらしい旅行ということは、まだ誰もやっていない、あたらしい旅行の価値を創造していくことだと捉えています。
また私が弊社について調べていた頃、創業して2年、社員数30名程度で、QAエンジニアも2名だけという、まさにアーリーフェーズのベンチャーという環境でした。
この環境ならば、あたらしいことをゼロから生み出す"0→1"の挑戦ができる機会やチャンスがたくさんあると感じたことも大きな魅力でした。
世界一を目指せるポテンシャルのあるサービス
どうせリスクを取ってベンチャーで働くなら、世界一になりうるサービスのプロダクト開発に携わりたいと思っていました。
旅行業界にはいまだ絶対的な王者はなく、まだまだチャンスがあると考えています。
事業開始から5年で1,000億円の流通総額をつくること、ありとあらゆる旅行ニーズに応える旅行サービスを拡充するためにテクノロジーに本気で投資し、旅行のスーパーアプリを目指していることを面接で聞き、一緒に挑戦したいなと思ったことが大きな理由です。
入社してみてどうだったか
カスタマーのことを考え抜く会社
弊社では、常にカスタマー体験を大切にしています。
週に一度プロダクトミーティングという、代表篠塚とプロダクトメンバーが参加してデータなどを元にプロダクトの方針を決める会議があります。
プロダクトミーティングに初めて参加した時、新規機能の議論の中で、期間限定ポイントの方針を決める機会がありました。その会議では複数の案が提案され、どの案が良いかについて議論が難航しましたが、最終的にはカスタマーにとって還元率が大きく、海外旅行という商品の性質上、ポイントの有効期限は長い方が良いだろうと、最もカスタマーにメリットの大きくなる案が採用されました。
この案に決定する際、篠塚から「カスタマーにとってのメリットを優先しよう」という言葉を聞いて、カスタマー体験を大事にしている会社であることを実感しました。
チームで仕様を検討する際も「これはカスタマーにとってどうだろう?」という視点を常に念頭に置きながら議論しており、この姿勢は全社員に根付いているカルチャーであると思っています。
カスタマーの反応がダイレクトにわかる
機能をリリースすると、早ければ1時間後にはアプリインストール数・検索数・予約数またはSNSなどを通じて、カスタマーの反応がわかります。
自分たちの施策が良かったのかすぐに分かるので、プロダクト作りに携わる者にとっては、非常におもしろくモチベーションになります。
また施策ごとにPDCAを回せるように、施策リリース後はカスタマーの行動分析を行います。定量的に施策の良し悪しを判断し、次の施策をチームで検討します。
カスタマーの反応と向き合い、ときには大胆に、ときには小さな改善を繰り返した結果、ありたがたいことに事業は急成長しています。
急成長する事業をさらにグロースさせたい!携わりたい!という方にとっては最高の環境だと感じています。
働く自由度の高さとオープンなコミュニケーション
それぞれのライフスタイルに合わせて働いているメンバーが多く、家事や育児などを優先しながら働いていたり、地方から働いているメンバーもいます。
自分も気分転換したい時には、散歩やカフェでコーヒーを飲んでから仕事を再開したり、帰省先でリモートワークすることもあります。
時間や場所の制約があまりないので、自分にあった働き方ができ、生産性の高い働き方ができている実感があります。働く自由さはありますが、そのぶんプロフェッショナルとして成果を出すことも重要視しています。
また、対面でのコミュニケーションも大事にしており、月に1回の全社ミーティング後の懇親会、シャッフルランチ(全社のメンバーをシャッフルして5-6人ごとのグループで開催するランチ会)があり、業務で直接の関わりを持つことが少ないメンバーとコミュニケーションする機会も積極的に用意されています。
令和トラベルで何をしているか
入社して半年ほど経ちますが、裁量大きく、様々なことに挑戦させてもらいました。
補助ツールの開発やオンボーディングコンテンツの追加など、これまで経験がなかった幅広いことに挑戦させてもらいました。
入社から5ヶ月間で以下のことに携わってきました。
- アジャイルQA
- QAプロセスの改善
- 社内ハッカソンでテスト観点作成の補助ツール開発
- QAオンボーディングコンテンツの追加
- アプリE2Eツールの選定・調査
- Android15対応
さらには採用活動や社内イベントの運営など、QA業務以外にも挑戦させていただきました。余談ですが、私が日本酒好きということもあり、オフィスで日本酒会の開催もしました。 サウナ好きなのでサウナ部も開催できればなと思っています。
社内ハッカソンの様子はこちら!
これから取り組んでいきたいこと
ここでは、これから何をやっていこうと思っているのかについてお話できればと思います。プロダクトについては、最高の旅行体験をお届けできるように磨き込みを続けていきます。
そして、QAエンジニアとしてやっていきたいことを中心に紹介します。
NEWTもプロダクトをリリースして3年目になり、機能がどんどん増え複雑化しています。これまで同様に、今後もスピードを落とさずに、さらに品質も上げることに注力できる品質活動をしていきたいと考えています。
当たり前のことを言っているようですが、これが一番難しいテーマだと思っており、生産性高く取り組めるように仕組み化していきたいです。
また長期的な目標としては(勝手に書いています)、QAエンジニアのインターンシップや新卒採用をできる組織にしたいと考えています。
未経験から採用している会社はまだまだ少ないという状況ですし、インターンや新卒採用から、QAエンジニアのキャリアの選択肢を増やすことに貢献したいと日々思っています。
経験のない方を受け入れるには、そもそもQAって何?という説明から、誰でもできるシンプルなQAプロセスを構築するなど、受け入れる側も工夫と胆力が必要となるので、頑張って実現したいと思います。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
弊社には旅行好きなメンバーが多いですが、実は私のように入社するまで旅行にそれほど関心がなかったメンバーもいます。旅行にあまり行かない方でも、カスタマー目線でよりよいプロダクトについて考えられる機会が多い環境だと私は思っています。
例えば、旅行に不慣れで初めて海外旅行に行くハードルを下げるには、リピートしてもらうにはどんな機能が必要なのか?こうした視点は、旅行好きなメンバーには気づきにくい部分もあり、逆に価値を発揮できると思います。
さらに、弊社には旅行のプロフェッショナルがたくさんいます。彼らとコミュニケーションを積極的に取り、お互いの強みを活かすことで、相乗的により良い旅行体験を創り出すことができます。
一番大切なのは、旅行が好きかどうかではなく、プロダクトで解決したいことがあるか、そしてカスタマー体験を最大化することに真剣に向き合えるかです。そんな挑戦に興味がある方は、ぜひ一緒に働きましょう!
私はQAエンジニアなので、弊社のQAエンジニアとして働く魅力についても宣伝させてください!
ここまで書いたとおり、弊社はプロダクトとカスタマー体験を大事にしている会社です。
仕様段階からチームメンバーとともに、プロダクトがカスタマーにとってどのような価値を生み出すかを一緒に考えることができます。テスト以外からもプロダクトの本質的な価値向上に取り組めます。
そして、まだシリーズAのベンチャーなので、やるべきことがたくさんあり、手を挙げれば挑戦できる環境です。QAエンジニアとしても急成長するプロダクトと組織に合わせた品質基準の策定や、QAプロセスの改善、E2Eテストの拡大など取り組むべき課題がまだまだたくさんあります。
成長し続けるプロダクトと共に、自分自身もスキルアップしながら、より高い品質を追求することに挑戦できます。
興味がある方は、ぜひ気兼ねなくご連絡ください!
令和トラベルでは一緒に働く仲間を募集しています
この記事を読んで令和トラベル・NEWTに少しでも興味をお持ちいただけましたら、ご連絡お待ちしています!
NEWT Tech Talkのお知らせ
定期的に令和トラベルの技術や組織に関する情報発信を開催予定です。connpass にてメンバー登録して最新情報をお見逃しなく!
After iOSDC & DroidKaigi 2024 | Mobile LT Night
9月30日に、GO株式会社・note株式会社・株式会社令和トラベルの3社合同にて開催いたします!
当日は、各社よりiOS/Androidエンジニア1名ずつ、合計6名がLTに登壇します。(iOS:3名、Android:3名) 今年のiOSDC JapanやDroidKaigiを振り返りつつ、モバイルアプリ開発に関する知見を共有しあえるコンテンツをご用意しています!
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10月16日に、資金調達記念として、NEWT Tech Talk特別バージョンで開催します!
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それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip!!